ブレーキローターの取付面の加工
ブレーキローターの歪みを取る!
仲間の車屋さんからのご依頼でブレーキローターの取付面の加工をいたしました。
ブレーキパッドがどう調整してもディスクに当たってしまうらしく、
最終的に取付面が歪んでるからじゃないか?
と、言う結論に達したらしいのです。
本来なら、『ローター研磨』などで歪みを取るのですが、それもやったのに当たってしまうとの事。
そもそも、取付面が歪んでたらローター研磨しても歪みが取りきれないのかもしれない。
と、いう事で、ご自身ではできないのでメタルDIYの母体である、(株)関東精密が加工を請け負いました。
定盤にディスクを置き、確認してみると、やはり歪んでました。高低差0.2㎜。
高速回転するタイヤではかなり大きい数値。
まずはオモテ面を研磨機に乗せて加工。この時の基準はディスク面。
黒アルマイトがかかっているアルミ材。素地が白いので中心から当たっていくのがよくわかります。
この通り真っ平!
そして次の工程は、この研磨した面を基準にして、裏面の加工。
フライス盤にサーキュラーテーブルをセッティング。
見事に歪みが取れました!
オモテウラ両方加工して、計測してみたら、0.01㎜以内に納まりました!
実際にはこの部分が原因かは不明ですが、取付面は歪んでないのが前提ですからね。
依頼主さんからの報告を楽しみに待ちます♪