両頭グラインダー

“ドレッシング”などにも気を配ると、しっかり研磨してくれます

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金属加工では欠かせない機械のひとつです。メタル素材を研磨したり、少し刃が鈍くなってきたドリルを研磨して生き返らせたりする「研磨装置」です。

「両頭」というのは、モーターの両端に回転砥石(といし)を取り付けたもので、片方には「粗い研磨用」、もう片方には「精緻な研磨用」といった使い分けをしていきます。

回転する両端の砥石が「アタマ」の形となるわけで、「両頭」であって、「両刀」ではありませんよ・・・。

加工物の支持は原則として人間の手で行います。
手の基準となる「受け台」が備えられ、そこを基点として工作物を両手で持ち、砥石の円筒面に工作物を押 し付けるようにして加工していきます。
そのため、作業には細心の注意が必要と言えます。

著しく粉塵を発生することもありますし、飛散物が目に入ると危険な作業ですので、必要に応じ、安全メガネや防塵マスクを着用し、プロが扱う金属加工の機械と言うことができます。

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実際に動かす際には、作業の前に、2〜3分の保安運転を行い、両頭グラインダー砥石を回転させて異常がないかを確認のうえ、改めて作業には入ることになります。

高速で回転するので、バランスの狂いがないか、日常的にも気を遣ってやらなければならないヤツです。

砥石の研磨面がきれいに整形されていない場合や、片減りしているような場合には、“ドレッシング”と言って、砥石の整形を行ってやります。
でも、そうやって整えてやれば、きちんとキレイの研磨してくれるのです。
金属加工で使う機械や装置には、きちんと愛情を注いでやらなければいけない、というわけです。